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2006年 08月 01日
「バース復活!」
帰宅後、ネットでニュースをチェックしていたらこの記事が目に飛び込んできた。 ローマ時代に温泉の保養地として栄え、英語の「バス(風呂)」の語源になったともいわれるイングランド南西部の都市バースに、来週、30年近くにわたって閉鎖されていた温泉が復活するらしい。 数年前に訪ねた世界遺産の都市、滔々と涌きいずる温泉の復活は嬉しいニュース。 数日前、ある観光関係者と話していたとき、 山中温泉屈指の旅館K亭の主の言葉を伝え聞いた。 「もう温泉文化はオシマイや、客足は急激に遠のいて対前年比2〜3割減や」 昔は旅館の料理は楽しみやったけど、 今じゃ近くの街に行けば自分の体調に合わせて、もっと美味しいモンが食べられる。 しかも、スーパー銭湯や温泉はあちこちにできたから温泉の有り難みはなくなった。 特に、大規模旅館の温泉は、掛け流しじゃないから、殺菌・循環。 温泉も食事も本物じゃないんなら、温泉旅館へ行かなくなるのは当然。 質にこだわらない二流の客相手で細々と凌ぐしかないんやろなぁ。 温泉地はこのままじゃ滅亡する。 今日、会議のために輪島に向かった。 山中温泉の話を聞いた後だったので「ようこそ輪島温泉」という看板に目が留まった。 温泉をトラックで運んで、薄めて殺菌して循環しているのを「温泉」て名乗るのは 詐欺じゃないか? しかもこれで、「入湯税」を徴収すること自体、滑稽なこと。 薄めて塩素注入したものはもはや温泉じゃないわね。 しかも数日間も循環させるなんて、自宅の風呂より汚いってことや。 「この温泉はどこで採掘して、どういう効能があるんですか?」と聞かれ、 目が肥えてきた旅行客に正直に答えられない温泉地は淘汰され、 10年後には滅亡する。 旅行客は、「本物」と背景の「物語」を求めて旅しているんやから。 ayaさんに感化されて「北欧スタイル」が机の上に。 入浴といえば、フィンランドの湖畔のコテージにあるサウナがとっても良い思い出。 他にサウナがあっても、単なる汗流しルームとしか見えない。 「本物」スタイルと周囲の環境も含めた「物語」が大切じゃ。
by mmmmasao
| 2006-08-01 23:59
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